どろんこ農園

どろんこ農園

園児達の手で野菜や花の苗を植え、愛情を持って草取りをしたり水やりをしたりして作物の生長を見守ります。

そして、収獲したり食したりする経験を通して、生かされ生きる「命のつながり」を学び、働く喜びや助け合う心の大切さ、自然の恵みに感謝する心を育てます。

また、土に触れながら健康な心と体作りにつなげ、小動物との出会いから、命の大切さを感じられるように育みます。

“おおきくな~れ”

つばめ組(5歳児)
2024年6月3日 玉ねぎの収穫

ひばり組さんの10月に植えた玉ねぎの苗が育ち、大きくて立派な玉ねぎが掘れました。5月には「まだかな~」「葉っぱ、全部、倒れてからやって」と草取りをしながら楽しみに収穫のこの日を待っていました。
いよいよ収穫の日、「いっぱいとれた!」と、みんなで一つ一つ数え73個もあり、自分達で植え育て収穫した喜びを味わっていました。収穫後は給食室まで運び、栄養士・調理士に「使ってください」と、お願いしていました。食への関心にも繋がっていました。

2024年5月10日(金) 夏野菜の苗植え

一人一人、自分が育てたい野菜を決めオクラ、キュウリ、トマト、ピーマン、パプリカ、ナスの6種類の苗を植えました。ナスは千両ナスと白ナスを植え、パプリカは黄色と赤色を植えました。どんな風にできるか楽しみにしています。
掘った土の中に苗を入れ土をかぶせ優しく優しく植えていました。植えた苗からしばらく離れず、見守っている子、草取りを始める子がいました。「おおきくなれよ~」と、自分達で育て収穫した野菜が給食の食材になることを楽しみにしています。たくさん収穫できますように。
野菜の栽培を通して、生長に関心をもったり、食へのつながりを感じたりと、様々な気付きや学びを大切にしていきたいと思います。

2024年4月5日(金)  じゃがいもの種いも植え

今年度は少し遅れてじゃが芋の種いもを植えました。植え方を聞いた後、一人1つずつ、種いもを畑に植えていきました。種いもから芽が出ていることに気付くと、「これなんだろう?」と興味をもって観察したり、不思議に思ったことを質問したりして、いろいろと学んでいました。58個もの種いもを植えた後、「大きくなってね~」と声をかけ、たくさん収穫できることを楽しみにしていました。

ひばり組(4歳児)
2023年12月8日 チューリップの球根植え

園庭のプランターと、ホウセンカを育てた後のプランター(2階テラス)にチューリップの球根を植えました。園庭のプランターには買ってきた球根を、2階テラスのプランターには春に咲いたチューリップのあと掘った球根を植え、どんな違いがあるかも実験しています。 今のところ、どちらも芽が出てきてくれ喜んで観察を続けています。年長児になることへの期待と綺麗なチューリップの花が咲く期待が重なっていました。

2023年12月8日(金)

ホウセンカの花が咲き終わると枯れていき種が出来てきました。花がなくなり茶色く枯れていくことを悲しんでいましたが、取った種を蒔くと、また花が咲くことを知り「お花ってすごいね!」と喜び合っていました。5月に蒔いた種を思い出し、同じものができていると、大事そうに種とりをしていました。

2023年11月6日(月) 玉ねぎの苗植え

来年度年長児になった時に収穫できるように玉ねぎの苗を植えました。植え方を聞いたあと丁寧な手つきで植えていました。次は自分達が年長児になり、畑のお世話をするようになることへの期待も膨らんでいました。その後、水やりや草取りもしてお世話をしています。

2023年8月8日(火)

園庭で育てているとホウセンカの葉が幼虫に食べられてしまい、茎だけになるものもあり、みんなで話し合って、保育室前の2階テラスで育てることにしました。
水やりを続けると、どんどん大きくなり安心して観察していました。ピンクや白、紫の花が咲き始めると、自分のホウセンカは何色の花が咲くかと楽しみにしていました。

2023年6月29日(木)

ホウセンカの苗が立派に育ちました。狭いプランターにたくさんの苗が育っていたので、どうしたら良いか?と話し合い、一人ずつ植木鉢に植え替えて育ててみることにしました。

2023年6月23日(金)

ラデッシュが育ち、収穫しました。二十日大根とも説明していたので、白い大根と比べて「小さい」と不思議そうにする子もいました。図鑑で見て、ラデッシュを思い浮かべていた子は「大きくなった」と喜んでいました。給食室にて茹でてもらい、薄切りにして味わいました。「どんな味かな~」「ピンクだから桃じゃない?」と、初めて食べる子が多く味をいろいろ想像していました。食べてみると、「おいし!」「だいこんの味がする」と、自分達で栽培した野菜の味は格別の様子でした。

2023年5月31日(水)

みんなで図書室の図鑑を見ながら育てたい野菜や花を決め、園庭のプランターにラディッシュとホウセンカの種を蒔きました。「黒色だね」「茶色だね」と2種類の種の色に気が付いていました。好きな方を選んで一粒ずつ蒔きました。
種まきをした後は、毎日の水やりもはりきって行っています。小さな芽が出てくると、「あ、少し葉っぱがある!」と、一層、意欲的に水やりをしていました。
ラデッシュの芽がたくさん出てきたので、間引きもしました。穴があいている葉っぱを見つけ、「これ、抜いていい?」と確認してから優しく優しく抜いていました。大切にお世話しようとする思いが感じられました。
生長の様子や発見をみんなで楽しんでいきたいと思います。

かなりあ組(3歳児)
2023年9月11日(月) ひまわりの種とり

ひまわりが咲き終わった後の枯れた花を観察し、花の中に何かあるのを見つけると、種蒔きの時を思いだし「たね!」と伝えていました。指先で種をほじくり出し、「ちぃっちゃい」「ぺっちゃんこ」など様々な形があることを発見していました。取っても取っても取りきれないほど沢山あり、根気よく種とりを楽しんでいました。ひばり組(年中児)に進級してからも、この種を蒔いて継続して観察を楽しんでいきたいと思います。来年度への期待も高まっていました。

2023年 夏 ひまわり

園庭に出る度に水やりをして観察してきたひまわりが大きくなり「おおきくなった!」と自分の背丈と比べて大喜び。満開に咲く大きなひまわりの花を見上げていました。葉や茎の形、生えている毛、花粉などにも興味を持ち、葉や茎に触ると「少しチクチクする!」、花の芯に触ると「かたーい」など、いろいろなことを発見し驚いていました。
近くではコオロギやバッタ、カエルも見つけ、植物や生き物に触れ解放感と充実感も味わっていました。

2023年5月25日

園庭のプランターにひまわりの種を蒔きました。3粒ずつ種を手の平にのせてもらうと、「これ?」と種を初めて見た子も多く、不思議そうにしていました。一粒ずつ穴に入れると、「おふとん~」と、言いながら土をかけていました。土を掘り起こしている時に、たくさんの幼虫が出てきて、「わーぐねぐねしてる」「ぐねぐねちゃんだ!」と大興奮し、「これ何の虫?」と虫にも興味を示していました。

ひまわりの芽が出てくると、じょうろを出してきて自主的に水やりするようになり、園庭に出るたびに様子を見ていました。芽が大きくなったところで、どろんこ農園に植え替えました。「大きくなってね」と声をかけていました。
自然に触れて好奇心や探求心をもちながら、生長や収穫を待ち望み感動する体験をたくさんしていきたいと思います。